熊本大学大学案内2018 法学部
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アドバンスト・リーダー・コースCourse of Advanced Studiesアドバンスト・リーダー・コースで求める人材履修モデルコース紹介 アドバンスト・リーダー・コースでは、法学特修、地域公共人材、グローバル・リーダーの3つのプログラムに分かれた、2年次までの専門基礎教育のうえに、それぞれのクラスに合わせた進路志向型の教育により、国際社会・国・地域社会で生じている様々なレベルでの紛争を解決しうる専門的素養を身に付けるためのコース教育が行われます。 法学部では幅広い基礎学力に関して、以下のように考えています。 法学部の教育目的は「社会に生起する具体的問題を解決しうる基礎的能力を育成する」ことにあります。現代社会は多様で複雑であり、そこに生起する問題もまた多様で複雑です。入学後そのような諸問題に対する関心を有し深めてゆくには、高校段階で受験科目かどうかにかかわらず、文系科目全般をはじめ理系科目や実技系科目などにも興味を有していることが望まれます。法学特修クラス法科大学院に進学し、法律専門職としての交渉や紛争解決に役立つ能力を身に付けます。グローバル・リーダー・クラス海外との交渉や紛争解決のために必要とされる法的・政治的・経済的知識と思考方法を学びます。地域公共人材クラス地域社会における交渉や紛争解決・問題解決のために必要とされる法的・政策的知識と思考方法と公共政策的な手法を学びます。公正・公平を追求する心、地域的および国際的な感覚をもっている人弁護士、裁判官、検察官として様々な交渉や紛争の解決にたずさわることを希望する人①④社会や公共、とりわけ自らが生まれ育ち又は生活する地域社会における諸問題に対して、広範な知見の収集、他者との議論や対話を通じて解決策の提示を行う意欲のある人地域に根差して様々な地域的課題に取りくむことを希望する人③法学の研究者を目指す人②国際的な仕事をしたい人、海外との交流に関心のある人④⑤① 法科大学院や大学院修士課程への  進学をめざす学習目標法科大学院、大学院修士課程への進学に必要とされる法的知識と思考方法の獲得学習課題法律専門職研究者に必要とされる法的な基礎知識を身に付け、それを基礎として先端的、展開的科目の履修により批判的・創造的に思考する方法を学ぶ② 自治体や企業の政策担当者をめざす③ 外交官・国際公務員・  企業の渉外法務担当者をめざす学習目標学習目標自治体の政策担当者に必要とされる法的・政策的知識と思考方法の獲得地方企業やNPOの課題解決に必要とされる法的・政策的知識と思考方法、紛争解決方法の修得国際性のある問題の解決に必要とされる法的・政策的知識の獲得学習課題自治体の政策担当者や地方企業やNPO職員に必要とされる法的・政策的な基礎知識を身に付け、それをもとに自治体や企業、NPOの諸問題を解決するために実務的に思考する方法を学ぶ学習課題国際的、グローバルな視野に立った状況把握力、問題解決力を培う こんな人がぴったり!・高等学校教諭一種免許状(公民)※免許・資格※卒業単位の修得+当該教員免許習得に必要な科目の習得による教員免許コースの特徴3クラスに分かれて学びます。法学部での学習は以下の資格取得に有利になります。司法試験・司法書士・行政書士・税理士・土地家屋調査士・宅地建物取引主任・社会保険労務士その他の国家資格また、開講科目はほぼ公務員採用試験科目と重なっており、そのまま公務員採用試験に活かせます。法学部法学・公共政策学コースアドバンスト・リーダー・コースKumamoto University 201846

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