熊本大学 法学部2017
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Kumamoto University Faculty of Law 刑法、民法など、法は私たちが生活していく上で、欠かすことができないものです。私は、法を身近に感じることができたからこそ、4年間興味をもって勉強することが出来ました。法学は理論的なものなので、感情論で語ることができず、正直苦労することも多かったのですが、法を学んでよかったと思っています。それは、社会人になってから感じたことです。 卒業後、製薬会社で働いています。法学と直接関係ないと思っていた製薬会社でしたが、入社してみると、独占禁止法、景品表示法など、仕事に密接に関わる法が多くあり、大学で4年間勉強した知識が活かせていけると思います。法学はあらゆる分野に関わるので、勉強する価値があります。小出 莉央(大塚製薬株式会社:山崎ゼミ)卒業生からのメッセージ17 私が熊大法学部に来て良かったと思うことは、法律と経済の勉強を両立することが出来たことです。授業で法律、ゼミで経済を学ぶことで、視野が広がり、社会に対するバランス感覚を養うことが出来ました。バランス感覚を身につけることによって、社会に対してアンテナを張り巡らすようになれたとも思っています。 私は、学内の就活サークルのリーダーをやっていたので、全学の就活イベントの代表も担当することになりました。社会に対して情報をキャッチしようという行動力を持てたことで、すべての面で良い方向に歯車が回り、充実した学生生活を過ごすことが出来たと思います。 是非、皆さんも法学部で今まで経験したことのない成長を実感できる4年間をすごしてみませんか?(※朝田康禎准教授は2016年3月に退職)藤島 弘併(株式会社安川電機:朝田ゼミ※) 私は、大学は思いがけない学びの機会が得られる場だと思っています。私が所属していた西洋法制史ゼミは主にヨーロッパの法制度やその歴史・意義を学ぶゼミであり、就活や仕事に直接役立つ学問ではありませんし、入学するまでその学問の存在も知りませんでした。しかし、なぜその法律がその時代に必要とされたのか、また確立された制度や思想がその後の社会に与えた影響は何かなど、個々の事象をつなげて考える視野が養われ、知らなかったからこそ意欲を持って取り組むことができました。この他にも入学する前は想像もしていなかった学びや出会いがいくつもあります。思い描いていた大学生活とは良い意味で違っていましたし、この4年間を後悔したことはありません。みなさんもそのような大学生活が送れるよう祈っています。前田 夢依(国立大学法人熊本大学:苑田ゼミ)成績優秀学生表彰(11頁参照)

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