熊本大学 法学部2017
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熊大法学部の特徴4(民法・総則、契約法)(刑法)(行政法)(民事訴訟法)(刑事訴訟法)(税法)公共政策系法学系 熊本大学は、嘉納治五郎、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)や夏目漱石も教鞭をとった旧制第五高等学校などを母体として、1949年に開設されました。その後、1979年に法文学部から法学部と文学部に分離しました。全国で11番目に開設された国立大学の法学部です。 法学部の周辺は、19世紀に建てられた美しい煉瓦造りの五高記念館と古い森に囲まれ、今もアカデミックな格調高い雰囲気を漂わせています。法学部周辺は九州の国立大学の中では、最も美しいキャンパスと言われています。 大手の私立大学法学部の定員は500名を越え(マンモス校は700名!)、200名以上が一緒に受ける大講義が多く、授業やゼミナールも他校からの非常勤教員も加えて実施されています。これに対して、熊大法学部の入学定員は210名であり、専任教員との距離も近く、個別に行届いた教育が実施されています。ゼミナールは本学専任教員のみが担当しており、クラス担任としての役割も任っています。また、法学部建物内に、学部専用の資料室・自習室・リフレッシュルームを整備し、学生生活をバックアップしています。事故を起して刑務所に行かなければならないのは、どんな場合?運転免許はどうなるの?道路の管理に問題があったのでは?加害者を訴えるにはどうすればいい?罪の認定や罰を与える手続は?道路の維持・管理費用の財源はどうすればいい?バスに乗るのは契約なの?いつ成立するの?どんな事故でも賠償してもらえるの?仕事中の事故なら会社が払うの?(民法・不法行為法)保険に入っていた場合、保険金と賠償金の関係は?(商法・保険法)シートベルト、ヘルメットの強制はお節介にならないの?(法哲学)十分な税収入がない地方の県が道路を整備する資金を捻出するのはどうすればいいだろうか?渋滞解消のために都市中心部には自動車の乗り入れを禁止することは日本でも実現できるだろうか?(地域経済学)どこに、どんな道路をつくるか、だれが決めてるの?(政治過程論)山を削ってバイパスを造りたいが、環境保護も必要である。どうやって対処すべきか?(行政過程論)道路や鉄道をつくってホントに良かったかどうか、どうやって判断するの?(政策評価論)バスに電車に船に飛行機、公共交通機関の充実した魅力的なまちづくりに大事なことは?(地域政策論)環境保全のためCO2を売買するって聞いたけど、どういうこと?(環境経済論)(財政学)渋滞は多くの人が迷惑を受けるけれど、どのような仕組みで解消すればいいだろうか?(公共経済学)法学部では、一つの問題について多角的に検討します。例えば「交通問題」…

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