熊本大学 法学部 GP

平成20年度「質の高い大学教育推進プログラム(教育GP)」に選定

九州大学・西南学院大学・鹿児島大学 
トップ 概 要 取り組みの内容 活動記録
水と空と森を守り、明日を切り開く。私たちの技術は、自然と共に歩み続けます。

取り組みの内容
 
熊本大学、九州大学、鹿児島大学、西南学院大学は、佐賀大学を加えて、大学連携による「九州五大学合同ゼミ」を平成13年から行っており、地域の抱える問題について、関係者と対話しながら、フィールドワークによって実状を調査し、認識を深める合宿形式の演習を行ってきました。

@ 特定自治体をフィールドとする調査研究の取組

 
6月から7月にかけて各参加ゼミは、ゼミ内の学習・討論およびゼミ間の討論の中で、合同合宿ゼミを行う九州管内の特定の自治体を選定し、当該自治体が抱える地域課題と政策課題に関して調査研究テーマを設定します。
 次に、そのテーマに沿って各ゼミは事前にそれぞれの地域での類似の問題を調査し、9月に講師を招いてプレ合宿(2泊3日)を行います。調査活動の過程で、定期的に担当教員及び代表学生が打ち合わせと情報交換を行い、調査によって得た情報の交換と合同ゼミに関するスキームの構築の作業を進めていきます。教員は国内、国外の事例を調査し、情報提供を行います。

A 宿泊合宿の実施

 
12月に合同合宿を行うが、これは学生が調査・討論・運営のすべてを学生が行い教員は一切口出しをしません。この合宿では参加大学の学生全員が2泊3日で宿泊し、まずそれぞれの大学が調査した地域別の問題についてプレゼンテーションを行い、問題を多角的に考察します。そのうえで、設定された自治体でテーマに沿って現地調査、関係者ヒアリングなどを行いつつ、地域課題に関する論点の集約・整理を行うとともに 解決案などもまとめてプレゼンテーションを行います。それを元に、地元議員、行政職員、NPO関係者、地域メディア関係者などを交えた議論をいます。学生の調査の成果に関しては教員のみならず、地域住民や自治体、メディア関係者からの評価を受けます。
合同ゼミ年間の流れ