学生リレーエッセイ

2015.10.20  <川口 紘平(法学部4年)>

 はじめまして、こんにちは。法学部4年の川口 紘平です。4年生ということで、就職活動(以下、就活)について書こうと思います。就活でいろんなことを感じたり、学んだりしました。そのうち特に強く思ったことを3つ挙げます。
 1つ目、強く感じたことは思っていたよりも楽しかったということです。名前は聞いたことあるけど、実際に何をしているか知らない会社のこと、そういった会社が社会にどういう影響を与えるかを知ることは純粋に面白かったです。そして多くの社会人の方とお話をしたり、違う業界を志望している友人の話を聞いてその価値観の違い(いい意味で)に触れることは貴重な経験になりました。
 2つ目、学んだことはポジティブであることの大切さです。面接で上手くしゃべれなかったり、自分は選考に落ちて友人が通っていたりするとどうしても焦ってしまいます。実際私も焦ったことはありました。しかし、「人生かかった面接で100%の力を出すのは無理か!8割出せたらラッキーだな」「落ちたってことは合わなかったってことだし、入社してもきつかったかも」と考えたりしていました。就活はネガティブになると精神的にかなりつらいですし、臆病になって自分の力が発揮できないと思いました。
 3つ目、学んだことは自分のペースを守ることです。就活のマニュアル本やインターネットにあふれるほどの情報が存在しています。これらの情報を全て鵜呑みにすると混乱してしまいます。大量の情報を取捨選択して、必要な情報をとりいれることで自分のペースをキープできるのだと思います。また、就活の仕方は個人差があるので、周りの人と比べて焦ってしまうこともありました。周りの人からも学びつつ、自分に合うと思った方法で行動することが大切だと学びました。
 ここまで偉そうに就活を振り返りましたが、自分一人で頑張ったのではなく友人や先輩、家族など多くの人に助けてもらいました。悩みや愚痴を聞いてもらったり、気分転換をしたり、どれもプラスの影響を与えてくれるものばかりでした。本当に感謝しています。と、ここで感謝の言葉を述べても仕方がないので、立派な社会人になって社会で活躍することで恩返しがしたいと考えています。
 就活についてということで少し真面目な内容になってしまいましたが最後まで私の拙い文章を読んでいただき、本当にありがとうございました。