学生・教員リレーエッセイ

2010.07.01  <教員 T.I>

 私の家にはイモリが一匹います。一年ほど前に息子がどこかで捕まえてきたのですが、この頃ではもっぱら私が世話をしています。
 夜中に気配を感じて振り向くと、水槽の中から私をジッと見ています。目があうと口をパクパクさせます。「おとうさん、ゴハンちょーだい」と言っているのです。エサをあげると、おいしそうに食べます。その様子はとてもかわいく、なんだか幸せな気分になります。
 ときどき学生諸君とのコミュニケーションに悩むことがあります。いわゆるジェネレーション・ギャップなのだと思いますが、そんなことがあった日には人並みに結構落ち込んでしまいます。だけど、そんな夜でも、イモリとふれあうと、そのしぐさに癒されるだけでなく、「イモリとでも心は通いあう(気がする)のだから・・・」と、ほんのわずかだけど前向きな気持ちにもなれるのです。