学生・教員リレーエッセイ

2010.12.22  <教員 I.H>

育児日記3
 「おやつ、抜ーき!」。NHK教育放送のアニメ「はなかっぱ」での台詞です。
 「ビール、抜ーき!」。要求を飲まないときに、幼稚園児の息子によく言われます。
 先日も、「おもちゃを取ってこい」と命令されたので、自分で取ってこいと返した時に言われました。
 でも、その時は既にビールを飲んでいたので、「もう飲んでるもーん」と勝利を確信。
 すると、「次のビール、抜ーき」。幼児、侮りがたし。
 もう一つ。最近使い出した新技:(要求に応じないと、怒った顔で)「A君、可愛い顔になれなーーい!」。
 知恵がついて、親心を逆手に取りおって。赤ちゃんの時はそこいらの女の子の赤ちゃんよりも可愛くて、先日も公園で女の子かと問われた可愛い息子です(親ばか)。
 先生も走る師走ももうクリスマス。サンタさんに欲しいおもちゃのリクエストの手紙を書くよう息子に促したところ、「(仕事で文章を)いつも書いているんだから、パパが書いて」と自分で書こうとしません。ま、とっくにお目当てのおもちゃとそれに必要な電池は買っているのですが(本物のサンタでも、電池までは用意してくれないのではないだろうか。親ばか)。
 クリスマスには世界中の人々が幸せだといいな(ジョン・レノンか!?)。そこで、思い出したこと。私が法学専攻に向けて意識的に踏み出したのは、高校生の時でした。それ以前からいつしか社会問題には関心がありましたが、みんなが幸せになるためにはどうしたらいいだろうかと思い始めました。そして、そのためには、まず、社会から不正義をなくす必要があると考えました。その手段の一つは法秩序だと考えて、法学部への進学を決め、現在に至ります。その頃より、社会は良くなっているのだろうか。
 来年が、個人的にも、社会的にも、よい年になることを祈りつつ、今年のエッセイはこれで終わりです。