学生・教員リレーエッセイ

2011.06.27  <教員 K.K>

「ボスザルの母」
 我が家の3女が学校で「ボスザル」と呼ばれているらしいと聞き、血は争えないと思いつつ「女の子なんだから」と言ってからギクリ、私にもジェンダーバイアスが染みついているようです。「ジェンダー」と言う用語は様々に定義されますが、さしあたり社会的・文化的に形成された性差であるとすれば、ジェンダーバイアスとは、男は男らしく、女は女らしくのような固定観念を指すといったところでしょうか。我が国では、このような考え方にとらわれる事のない社会を目指して1999年から男女共同参画社会基本法が施行されていますが、私の例を挙げるまでもなく、人の意識を変えるのは相当難しいようです。
 性差と言えば、一般的に大学教員も女性比率が少ない職種だとされています。しかし、熊本大学法学部にはジェンダーをものともせずに活躍されている女性教員が沢山いらっしゃいます。また、「バイアス」にとらわれない男性教員が、これを支えておられます。
 社会的には男女共同参画社会の実現は道半ばとされていますが、熊本大学法学部はお手本(言い過ぎでしょうか?)といえるのではないかと個人的には考えています。