2022年7月13日、行政の法的課題に関する合同研究会(通称:熊本市役所「夕方講座」)第29回夕方講座を実施しました。34名の方にご来場いただきました。
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その仕事の「根拠」を問う!
経済縮小・人口減少を受けて基礎自治体の人員と予算も絞られ、職員各人が二人力、三人力の活躍を求められるようになってきています。実地で指導するOJTに十分な時間が割けない中、有能な先輩は続々と定年を迎えているという話も。かといって、座学の「研修」で知識を詰め込めば良いとも思えません。 文書に始まり文書に終わる、という自治体職員の「職人気質」に立ち戻ると、文書に仕事の根拠を探し、また文書に仕事の根拠を埋め込む行政法の世界が見えてきます。(原島良成)