• ホーム
  • 新着情報
  • シンポジウム「内密出産の現状と課題 - 子どもの出自を知る権利を中心に -」

News お知らせ

シンポジウム「内密出産の現状と課題 - 子どもの出自を知る権利を中心に -」

 シンポジウム「内密出産の現状と課題―子どもの出自を知る権利を中心に―」が、2023年6月17日、本学文法棟A1講義室にて、約100名の参加者と多数の報道機関を迎え、盛況のうちに開催されました。

 シンポジウム前半では、4名のパネリストから報告があり、まず、床谷文雄氏(奈良大学)により、「こうのとりのゆりかごと内密出産~その展開と展望~」として、わが国の現状、これまでとこれからに、法的観点から考察が加えられ、続いて、村田晃一氏(熊本県弁護士会)から、児童相談所とかかわってこられたご経験も基礎として、「こうのとりのゆりかごと内密出産をめぐる行政の対応」が興味深く紹介されました。さらに、トビアス・バウアー氏(本学)により、わが国が参照してきている「ドイツの内密出産制度の歴史・現状・課題」について最新の事情が明らかにされ、最後に、宮津航一氏(熊本県立大学、ゆりかご当事者)から、「ゆりかご当事者が考える出自を知る権利」について、経験と知見が示されました。

 シンポジウム後半では、コーディネーター梅澤彩氏(本学)の司会により、整理された論点をめぐるパネリストの意見交換を通じて、4名の報告内容を横断的に整理、考察することが試みられました。

 質疑応答では、本学法学部生や院生を中心に、多角的な視点から豊富な質問が出され、これに応答して、各パネリストからは、さらに深い見解が示されました。

 本シンポジウムの詳細な内容は、『熊本法学』に掲載される予定ですので、ぜひご覧ください。

池邊摩依

information_20230619_1.jpg