教員紹介

氏名 梅澤 彩(うめざわ あや)

専攻 民法(家族法)、ニュージーランド家族法

研究テーマ (1)生殖補助医療に関する諸問題(法的親子関係・出自を知る権利等)
(2)家族形成および非血縁関係にある親子に関する問題(養子・里親等)
(3)親権・子の監護に関する問題(面会交流・養育費履行確保等)

略歴 2000年3月 京都教育大学教育学部発達障害学科2類卒業
      〔学士(教育学)〕
2002年3月 大阪大学大学院国際公共政策研究科比較公共政策専攻博士
      前期課程 修了〔修士(国際公共政策)〕
2007年3月 大阪大学大学院国際公共政策研究科比較公共政策専攻博士
      後期課程 単位取得満期退学
2007年4月 椙山女学園大学現代マネジメント学部専任講師
2009年4月 摂南大学法学部専任講師
2012年4月 熊本大学大学院法曹養成研究科准教授
2018年4月 熊本大学熊本創生推進機構准教授
2020年4月 熊本大学大学院人文社会科学研究部准教授

自己紹介  大学時代は、障害児および障害者の心理・医学・教育について学ぶとともに、臨床にも携わりました。大学院時代に民法(家族法)と出会い、家族形成と性的自己決定権、養子と里親、生殖補助医療に関する法的諸問題についての研究を開始しました。
 現在は、非血縁関係にある親子(養子・里親等)の問題、離婚後の親子の問題(面会交流・養育費履行確保等)、同性カップルの法的地位の保障について研究していますが、主な研究テーマは、第三者が関与する生殖補助医療で生まれた子および関係当事者(配偶子等の提供者・代理懐胎者・依頼者)の法的地位に関するものです。「子は授かるものから創り出すもの」になりつつある現代にあって、生まれてくる子の法的地位、出自を知る権利はもちろん、関係当事者の権利を保障するための法制度の在り方を検討していく必要があると考えています。

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