進路情報
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進路支援の概要

法学部では、教員で組織する進路支援委員会が中心となって、キャリア支援課と連携し、
学生の進路選びに役立つさまざまな活動を行っています。ここでは、本学部でのキャリア科目
(進路に関する講義)、インターンシップ、公務員試験対策講座を紹介します。

  • キャリア科目
    法学部では、2年生向けに「職業選択と自己実現」、3年生向けに「職業選択の実践」を開講し、キャリアカウンセラー、官公庁の実務担当者、民間企業の人事担当者などを外部講師として招き、進路に関する基礎知識から実際の活動までを学べるようになっています。
  • インターンシップ
    3年生の夏期休業期間に、官公庁、民間企業、県弁護士会などで1週間程度の就業体験をする制度がインターンシップです。インターンシップに参加すると、正規の授業の一環として単位が認定されます。
  • 公務員試験対策講座
    熊本大学では、公務員を目指す学生のために学内で試験対策講座を開いています。これは、キャリア支援課と熊本大学生協が連携して、1年間にわたる充実した試験対策講座を提供するものです。この講座の受講者・合格者のほぼ半数が法学部生です。なお、この講座の詳細はこちらをご覧ください。
  • 法曹志望者への支援
    ①法科大学院(ロースクール)
    法曹(裁判官、検察官、弁護士)を志望する場合には、大学を卒業した後に法科大学院へと進学し、3年間(法学部卒業者は最短2年間)の専門課程を修了し、司法試験の受験資格を取得しなければなりません。法科大学院を修了した日から5年の期間内は毎回司法試験に挑戦することができます。試験は年に一回で毎年5月中旬頃の4日間で短答式試験と論文式試験が行われます。

    ②司法試験予備試験
    司法試験予備試験は、法科大学院を経由しない者にも法曹資格を取得する途を開くために設けられた制度で、これに合格した者は、法科大学院修了者と同等の資格で司法試験を受験することができます。予備試験には受験資格の制限がありませんので、大学在学中に挑戦する学生もおります。

    ③進学説明会
    熊本大学法学部は、法科大学院進学希望者向けに、アドバンスト・リーダー・コースの中に法学特修クラスを設けるとともに、九州大学と早稲田大学の法科大学院と連携協定を結ぶなど、進学希望者が法科大学院の情報を得やすい環境を整えています。また、法学部主催の進学説明会も開催しております。説明会には、九州大学法科大学院をはじめ広島大学法科大学院、大阪大学法科大学院、千葉大学法科大学院など全国の大学院から各教員が訪れ個別の進学相談に応じてくれます。