学生リレーエッセイ

2015.06.22  <高山 未来(法学部2年)>

 こんにちは。わたしは法学部2年の高山未来です。法学部公認サークルの志法会に入っていて、次期合宿係です!「安く楽しく」をモットーに来年は県外進出も視野に入れています(^O^)♪
 こんな楽しいサークルで活動し、今のところ単位も順調で、恋愛もまあそこそこという"リア充"な大学生活を送っているわたしですが、今いちばん熱中していることがあります。それは、「国際ボランティア」です。入学時、海外とボランティアに興味があってサークル掲示板で、偶然、説明会の案内を見つけたのがきっかけです。NPOの団体なのですが、県内の大学生20人程度が月2回集まって、「世界の貧困」や「海外雑学」など幅広いテーマでディスカッションしたりプレゼンしたりしています。退屈そうですが、全然かたすぎず、アットホームな感じです(*^_^*)
 突然ですが、みなさんは今、法律に守られていますか?わたしたちにとって法律や政策は味方なのでしょうか、それとも敵なのでしょうか。
 タイの山奥に「アカ族」という少数民族がいます。「首長族」といわれる人たちをテレビなどで見たことある人も多いかと思います。彼らは、タイだけではなく、ミャンマー、ラオス、中国にも存在します。なぜ同じ民族なのに住んでいる国が違うかというと、彼らは元々、遊牧民で焼畑をして各地を転々としていました。しかし、近代化に伴う国の政策で国境線を引かれ、さらに焼畑は環境を害するとして法律で禁止され、彼らはやむを得ず定住をしています。また、この地域は、山岳地域ゆえに作物は育ちにくのですが、昔からアヘンの原料となる「ケシ」の栽培が盛んで、それで生計を立てていました。しかし、政府の方針で薬物撲滅のために栽培を禁止しました。生産力も失い、貧困に苦しんでいます。貧しくてお金が無いので、国籍も得られず、国が発効するIDを持てないので就職も教育も受けることができません。
 わたしはこの夏、国が作った法律、政策に苦しめられている彼らに会ってきます。タイの法律を変えることなどできないわたしが行って、意味があるかはわかりませんが、きっと何か感じることはあるはずです。
 もし、「国際ボランティア」に興味がある人、大学ではできない経験をしたい人はぜひ遊びに来てください!個性豊かなメンバーがそろってます(笑)お待ちしてます(^^)
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