学生・教員リレーエッセイ

2017.07.06  <教員S(2017年7月6日)>

 もうだいぶ前のことになってしまいましたが、学会に参加するためにいったスコットランドのグラスゴー市で、グラスゴー大学を訪れたことがあります(学会自体は、ストラスクライド大学で行われました)。私が担当している授業の導入部で名前を出すことが多い、アダム・スミスが講義を行っていた大学です。大学の正門は、以下の写真のような感じです。
エッセー1.png 私は、友人に頼まれた文献の写しをとるために図書館にまずいき、その後、大学内を散歩してみました。グラスゴー大学は、イギリス国内では、オックスフォード大学やケンブリッジ大学と並ぶ、中世からの歴史がある大学であると言われていますが、大学内の建物の趣に、なんとも言えない心地よさを感じました。大学教員をしていますと、日本国内のみならず、海外の大学や研究所も訪ねる機会に恵まれることがあります。伝統の魅力、先端的な魅力、中庸の魅力、それぞれの魅力は千差万別で、それを実感するためには、そこを訪ねてみることが一番だといえます。緑の多いキャンパスだといわれる本学について、どのような魅力を発見してもらえるか、とくに高校生の方はぜひ、2017年8月5日(土)に行われる予定の「オープン・キャンパス」に参加してみてください。
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