国際交流
  • ホーム
  • 国際交流
  • (2025年度)ドイツ・フライブルグ大学の夏季語学セミナーに参加して(茶木悠太さん)
(2025年度)ドイツ・フライブルグ大学の夏季語学セミナーに参加して(茶木悠太さん) 

茶木 悠太さん

 僕は一カ月間、ドイツのフライブルク大学(アルベルトルートヴィヒ大学フライブルク)に留学をしに行きました。海外経験のない僕にとって留学は、発見と驚きの連続でとても貴重な経験になりました。大学の授業は、平日の午前・午後にそれぞれ二コマずつ開催され、午前は文法についての授業、午後はより実践的な日常会話についての授業がありました。どちらもドイツ語での授業であったため、僕にとっては留学中最大の障壁になりましたが、それこそ留学の目的であり醍醐味でもあったので、それも含めて楽しんで勉強することが出来ました。加えて、クラスは日本人ばかりでなく、様々な国の人が集ってドイツ語を学んでいるので、異文化交流というものを強く実感できました。実際、僕のクラスには、アメリカ・イタリア・オーストラリア・ポルトガル・スペイン・韓国・台湾からの留学生が参加しており、彼らとの会話は価値観の違いを知る良いきっかけとなりました。

 授業時間外や休日は、友達と近くのカフェを巡ったり周辺の街を散策したりと、自分だけの自由な時間を過ごすことが出来ました。また余裕があれば、夜行バスに乗って国を跨いだ小旅行をすることもできます。僕は、フランスのパリやスイスのバーゼルへ旅行してきました。留学先とはまた違った街の印象を楽しむこともできますし、そこにいる人々の雰囲気の違いも味わうことができます。

フランス・パリのエッフェル塔
(フランス・パリのエッフェル塔)

フランス・パリのノートルダム大聖堂
(フランス・パリのノートルダム大聖堂)

 留学は一般に、その準備や心理的なハードルから敬遠されがちです。斯く言う僕も高校生のころから留学を意識しつつ、なかなか決心できないでいました。それは金銭的な問題もありますし、そもそも自分の語学力で留学できるのかという心配もあったからです。小心者の僕にとって留学をすることは、とても勇気のいることでした。しかし、熊本大学では好奇心と少しの度胸があれば、誰でもどんな動機でも留学ができます。熊本大学には「短期派遣プログラム」というものがあり、留学するための手続を主導してくれたり、奨学金による金銭面の支援をしてくれたりもします。また、プログラム参加中は、メールや安全確認アプリなどで逐一連絡を取ることもできるので、一人での留学でも安心して参加することができます。そして何よりこのプログラムは、期間が数日から一カ月と短いものが多いので、一年間や二年間の留学はちょっと......という方も比較的簡単に留学をすることができます。

 僕の参加した短期留学は確かに、言語習得や歴史・文化の探究には不向きです。しかし、他人の価値観を知ること、自分の価値観を知ること、そして今までの自分の人生を反省し、未来を考えるよいきっかけになると思います。皆さんもこの制度を利用して、留学してみてはいかがでしょうか。