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(2025年度)ドイツ・フライブルグ大学の夏季語学セミナーに参加して(浅賀智也さん) 

浅賀 智也さん

 私はこの夏、ドイツ南西部の都市フライブルクに約1か月間留学しました。滞在は学生寮の一人部屋で行い、現地の大学でドイツ語を学びました。学生のうちに一度は海外での学びを経験したいと考えていたことに加え、法学部で学ぶ中でドイツ語に強い関心を持ち、さらに学びを深めたいと考えたことが留学を決意した主な理由です。また、ドイツの文化や歴史に以前から関心があり、それらを実際に自分の目で確かめたいという思いもありました。

フライブルグ市街をシュロスベルクから撮影
(フライブルグ市街をシュロスベルクから撮影)

 出発前は、言語や生活習慣の違いに対する不安がありましたが、現地での生活を通してその不安はすぐに解消されました。フライブルクの人々は親切で、困ったときには丁寧に助けてくれることが多く、安心して過ごすことができました。街は自然が豊かで落ち着いた雰囲気に包まれており、歴史的な建造物と現代的な建築が調和した美しい街並みが印象的でした。

 大学の国際教育課によるサポートは非常に充実していました。航空券の手配や授業料・宿泊費の支払いを除くほとんどの手続きを代行していただき、渡航前のオリエンテーションでは現地での生活や安全面に関する有益な情報を丁寧に説明していただきました。そのおかげで、初めての海外渡航であっても不安を最小限に抑えることができました。大学の制度を通じて参加したことで、手続き面の負担を減らし、安心して学びに集中できた点は大きな利点だったと感じています。

 プログラムでは、授業以外にも多くの貴重な経験を得ました。授業後や週末の自由時間を活用し、ケルンやミュンヘン、パリ、ヴェネツィアなどの都市を訪れました。特にミュンヘンでのオクトーバーフェストでは、ドイツ人だけでなくイギリスやインドネシアなど多様な国の人々と交流する機会があり、文化の違いを越えた国際的な交流の楽しさを実感しました。また、日常生活の中で感じたのは、言語が完璧でなくとも、伝えようとする姿勢があれば十分に意思疎通が可能であるということです。

 この留学を通して、他者の価値観を尊重する姿勢や、状況に応じて柔軟に行動する力が養われたと感じています。語学面では、基礎的な表現を実際に使う機会を重ねることで、簡単な会話であれば自信を持って対応できるようになりました。何より、異なる文化の中で生活することが、自分の世界を大きく広げる経験になることを実感しました。約1か月間という短期間ではありましたが、学びの面でも人間的な成長の面でも非常に実りある時間でした。今後はこの経験を糧に、語学力をさらに高め、国際的な視野を広げながら学びを深めていきたいと考えています。

フライブルグの小路
(フライブルグの小路)