

憲法Ⅱ統治・特別授業「檻の中のライオン」が開催されました。
憲法Ⅱ統治・特別授業「檻の中のライオン」が、2024年6月24日(月)2限に、文法棟A1教室にて開催されました。本特別授業では、憲法本としては異例のベストセラー、今、いちばんわかりやすい憲法入門書として話題の『檻の中のライオン』の著者、楾大樹(はんどう たいき)弁護士をお招きし、憲法の特別授業をしていただきました。 楾大樹先生は、1975年広島生まれで、ひろしま市民法律事務所所長を務める弁護士です。もともと政治にはほとんど関心がなかったそうです。しかし、2013年の「憲法96条改正論」をきっかけに日弁連をはじめ全国の弁護士会が相次いで声明を出す中、憲法を知らない国民の現実に危機を感じ、憲法の啓蒙活動を始められたそうです。もう、これまでに全国都道府県で2000回を超える講演を重ねており、今や、『檻ライ』は、中学校の公民資料集(正進社)や進研模試にも採用されるなど教育現場でも広く活用される市民教育の教材となっています。
「憲法というルールを守らないといけないのは、だれ?」という質問にはじまり、憲法体系を、大きな木の幹になぞらえ、立憲主義、人権論、統治機構、財政民主主義と、憲法システムの全体を一気に解説する、その話術は圧巻でした。
2024.06.24
